第十六巻 スターリン批判以後 下巻
 目次
スターリン批判以後 下巻(一九五九年~一九六二年)

 

  
戦後日本唯物論の堕落
  一  革命的批判精神の喪失
  二  民科系唯物論の本質
      堕落の端初
      弁証法研究の解釈主義的本性
  三  ドグマティズムへの挑戦
     A 武谷理論の実践性と陥穽
     B 日本唯物論における梯・梅本哲学の地位
     C 「季刊理論派」の意義と限界
  四  左翼理論戦線の崩壊
  
 附・〈主体的唯物論〉の亡霊への弔辞
   一  たちあらわれた‶亡霊〟
   二  破綻の一つの紋章
   三  破産の根拠
   四 〈主体的唯物論〉の功績
   五  戦後日本唯物論の死滅と再建
      1 〈主体的唯物論〉と武谷技術論
      2 武谷理論とその展開
      3 「季刊理論派」対「民科理論派」
      4 瓦解した「正統派」とその屍臭
      5 「季刊理論派」の腐蝕
      6 梅本克己のジグザグ
    むすび ―― わが亡霊へ
  (補)『経哲』パラノイアの治療のために

深刻化する理論戦線の分解
  A 文化=理論戦線の瓦解と再生
     1 無風状態の「進歩的」論壇
     2 思想創造主体の欠如
     3 マルクス主義の勃興と日共の二正面作戦
  B 代々木官僚の思想統制
     一  前衛党と規律問題
     二  苦悶する社共両党
     三  トリアッティ主義者狩りの本質
       A 思想統制の政治的背景
       B スターリン主義的党組織論のまやかし
       C 思想闘争方針の誤謬
     四  トロツキズム批判の謬点
       A トロツキズム批判の観念性
       B 社会主義のスターリン的概念のまやかし

再建された〈日本唯研〉
   一  日本唯研の本質は何か?
   二  雑誌『唯物論研究』の基調
    〔補〕 解釈主義者の難破
   三  唯物論者の課題
 (補・一) 唯物主義者の観念性
 (補・二) 火焰ビン亡者のたわごと
 (補・三)「革通派」の哲学的貧困


 Ⅵ
  
党物神崇拝とその崩壊
  一  自称前衛党の指導性喪失の底にあるもの
  二  進歩的文化人の「崩壊」意識
  三 「民主主義」派の「倒錯」意識
  むすび
   (附) 安保闘争の教訓


 Ⅶ
  
右翼スターリン主義批判
  A 日本トリアッティ主義批判
    1 「構造的改革」派とは何か?
    2 日本の「構造的改革」派の抬頭
    3 「構造的改革」路線のまやかし
  B 〈新左翼〉の陥穽
    1 こんにちの思想状況
    2 オポチュニストの茶番 ―《現代思想研究会》の場合
    3 右翼中間主義者の妄想 ―《現状分析研究会》の場合
    4 混沌からの脱却
  C 右翼中間主義者のごまかし
    1 トロツキスト攻撃の三形態
    2 中間主義の三つの特質
    3 「思想」主義の観念性
    4 綱領ニヒリズム
    5 右翼中間主義者の末路

思想的混迷を破るもの
  1  反マルクス主義的宣伝
  2  倒錯した反前衛主義
  3  真実の自立とは何か?


 Ⅷ
  
現段階における反戦闘争とは何か?
  1  破産した原水禁運動
  2  ソ連核実験の政治的背景
  3  クレムリン官僚の二面政策とその根拠
  4  米・ソ核実験反対の意味
  5  左翼的偏向の克服のために
 (附) 転機にたつ平和運動

憲法改悪と日本労働者階級の闘い
  1 「憲法改正」をめぐる闘い
  2 「改憲」の物質的基礎
  3 「改憲」のためのイデオロギー攻勢
  4 「護憲」闘争の欺瞞
  5 「第九条」主義者の幻想
  6  民族主義の反労働者性
  7  革命的プロレタリアートの闘争

議会主義との決別
  一  選挙ニヒリズムの底にあるもの
      参議院選挙と全国委員会
      議会・反議会主義・労働者評議会
  二  ハンガリア革命の提起したもの
      わが思想の転回
      埴谷雄高との出会い


あとがき


 第十六巻 刊行委員会註記
 
 プロレタリア解放のために全生涯を捧げた黒田寛一