第十九巻 革マル派の結成
 目次
日本の反スターリン主義運動 1

まえがき

T 革共同―その理論と歴史
  
  一 深刻化しつつあるスターリニズムの危機と第四インターナショナルの堕落
     A フルシチョフ路線の「神話」化
     B スターリニスト陣営の動揺と分解
     C 第四インターナショナルの腐敗
  
  二 日本共産党の分裂と右翼反対派の没落
     A ゆらぐ代々木共産党
     B スターリニスト戦線の四分五裂
     C 春日派的反対派の腐敗
  
  三 日本における反スターリニズム運動
     ―― 日本革命的共産主義者同盟・全国委員会とは何か?――
  

     A わが同盟の形成と強化のための闘い
     B わが同盟の基本的立場はなにか?
     C わが同盟の戦略・戦術および組織戦術の独自性
  
  四 現段階におけるわれわれの組織的課題
     A 反代々木戦線の四分五裂の実践的止揚
     B 右翼反対派諸潮流を粉砕するための闘争
     C 反戦インターナショナルのための闘争
  
  五 わが同盟と参議院選挙闘争
  
 (補・一)革命的マルクス主義者の原則的統一のために
 (補・二)革命的戦旗派の破産の根拠はなにか?
     1 あばかれた指導部の腐敗
     2 〈青山論文〉のおとし穴
     3 立脚点主義の克服のために

U 《マルクス主義学生同盟》の建設のために
  
  A 《マル学同》の当面する組織的課題
     一 《マル学同》三月全国支部代表者会議の教訓
     二 理論的に追求されるべき諸問題
     三 前進のための踏み台は何か?
     (附) マルクス主義の主体的把握のために
  
  B 学生運動と《マル学同》組織づくり
     一 学生戦線の現状
     二 総括されなければならない諸問題
     三 全学連の革命的統一のために
     四 統一行動と統一戦線について
     五 党派党争をかちぬくために
  
  C 党派闘争と統一行動について
     一 問題提起そのものの謬点
     二 「解体のための組織戦術」と統一行動
     三 セクト主義を克服するために

V 党組織建設論
  
  党組織の地区的確立と産業別労働者委員会
     A 同盟組織路線の理論的混乱について
     B 党組織路線の前提
     C 党組織の一般的構成
  
  現段階における大衆闘争と党建設
     ―― 党建設における当面の理論的諸問題 ――
  
       まえがき
     A 労働運動主義について
     B 労働者党建設のための組織的基礎の確立
     C 党組織の基本的構成と産業別労働者委員会
     D 党組織の地区的確立のための闘争

W 同盟内闘争の核心的諸問題
  
  思想闘争の組織化と前進のために
     一 キューバ問題をめぐる思想闘争について
     二 参議院選挙闘争をめぐる諸問題
     三 地区的党組織の確立にかんする諸問題
  
  大衆運動主義の今日的形態
     ―― 運動づくりと組織づくりの弁証法について ――
  
  同盟内闘争の本質と目標
     一 わが同盟の現在的危機の根源は何か?
     二 いかに同盟内闘争は推進されるべきか?
     三 われわれの同盟内闘争の目標
   (附・一)労対指導の腐敗について
   (附・二)ブクロ官僚派の腐敗した現実

X 革共同の第三次分裂
    ―― わが革命的共産主義運動の危機とわれわれの当面する組織的任務 ――
  
  一 わが同盟の現在的危機
  
  二 わが同盟建設のための内部闘争 ― その歴史と問題点
     1 同盟建設における内部闘争の問題
     2 わが同盟・全国委員会を結成するための闘い
     3 《共産同》との党派闘争にかんする問題点
     4 ブント主義との決別のための闘いの挫折
     5 反戦闘争の左翼的偏向の克服にかんする問題点
     6 選挙闘争へのとりくみにかんする問題点
     7 現在的危機の発生と深化
     8 わが同盟の組織的危機の根拠は何か?
  
  三 現段階における内部闘争の激化とあばかれた同盟指導部の腐敗
     A 理論闘争上の核心問題
      (一) 地区の党建設路線をめぐる対立
      (二) 大衆運動と党組織建設路線との関係の把握にかんする対立
     B 前衛党組織建設路線における分裂
  
  四 われわれの当面する組織的任務

〈附録・一〉 革命的左翼の再編成のための闘い
  
  一 混迷する反代々木左翼の現状とわれわれの当面する組織的任務
  二 《共産同》の革命的解体のために
  三 左翼労働戦線の再編成にたいするわれわれの闘い
  四 自称「革命的戦旗派」の自己欺瞞
  五 〈戦旗派〉の破産とわれわれの今後の闘争
  六 《共産同》の解体と《マル学同》づくり
  七 わが同盟の組織的前進のために

〈附録・二〉 現代ソ連論の根本問題
  
  一 ソ連論の方法
     1 トロツキーの革命的立脚点
     2 〈逆転〉と〈変質〉
     3 クリフの立場の限界
  二 トロツキー・ソ連論の欠陥
  三 「ソ連=官僚制国家資本主義」か?
  
 (補・一) トニー・クリフのソ連論の問題点
 (補・二) 錯乱する「社会主義社会」論
     A 中共型新社会主義論の登場
     B マルクス共産主義論の歪曲
     C 社会主義論におけるマルクスとスターリニスト
  
  あとがき



 第十九巻 刊行委員会註記
 
 プロレタリア解放のために全生涯を捧げた黒田寛一