第二十巻 反スターリン主義運動の前進
 目次
日本の反スターリン主義運動 2

 はしがき

  Ⅰ 
革共同・革命的マルクス主義派 結成宣言

   A 政治局内多数派の腐敗
   B 労働運動主義とその根拠
   C 分派闘争を断乎として推進せよ!
  
  Ⅱ 
革命的マルクス主義派建設の前進のために

   A わが同盟の組織的危機をいかに打開すべきか?
   B 分派闘争におけるわれわれの理論的欠陥は何か?
   C 革命的マルクス主義派建設における当面の組織問題
   D 前衛党建設路線における分裂
        ― 党づくりと大衆運動の問題を中心として ―
  
  (附)「組織規律」の名における官僚主義的統制について
  
  
日本反スターリン主義運動の現段階

   Ⅰ 革命的マルクス主義派建設五ヵ年の教訓
     一 ブクロ官僚派との決別と革マル派結成のための闘い
     二 ケルン主義の克服とフラクション創造の闘い
     三 激化した中・ソ対立のもとでの、反代々木左翼の統一行動と党派闘争の推進
     四 ベトナム戦争反対闘争の推進と内部理論闘争の発展
     五 日韓闘争の敗北と内部闘争の深化
     六 中国「文化革命」と代々木共産党の路線転換のもとでの、反スターリニズムのための闘い
     七 高揚した沖縄・反戦闘争と党派闘争の新たな段階
  
   Ⅱ 組織建設路線にかんする問題点
     一 分派闘争期における組織問題
     二 「主体形成主義的組織づくり」の発生とその克服
       A 組織づくりにおける「主体形成主義」との闘い
       B 「戦略論的ほりさげ」路線の発生根拠
       C ケルン主義の克服のための闘い
     三 思想闘争主義的および政治技術主義的な組織づくり路線との決別
       A 組織づくりにおける思想闘争主義の発生根拠
       B 「運動の単位としての組織」観の誤謬
       C 「運動に対応した組織づくり」との最後的決裂
  
   Ⅲ 指導部建設にかんする諸問題
     一 中央指導部建設について
     二 各地方(地区)指導部建設をめぐって
     三 各地方産業別労働者委員会の確立のために
  
   Ⅳ 前衛党組織建設のために
     一 党組織建設論 ― その過去と現在
       A 第一段階(一九五七年一月~五九年八月)
       B 第二段階(一九五九年九月~六一年八月)
       C 第三段階(一九六一年九月~六三年三月)
     二 組織現実論の展開
       A マルクス主義における革命理論の展開とその構造
       B 戦略論・組織論・戦術論
       C 同盟建設論・運動=組織論・大衆闘争論の相互関係
     三 同盟組織建設の基本的構造
       A 同盟組織づくりにおける運動面
       B 同盟建設における組織面
      (附)党細胞について
  
         〔図解・1〕前衛組織づくりの一面的把握  
         〔図解・2〕マルクス主義革命理論の構造
         〔図解・3〕理論の段階構造
         〔図解・4〕〈のりこえ〉の構造
         〔図解・5〕運動=組織づくりの構造
         〔図解・6〕組織面と運動面との連関構造
       <反帝・反スターリニズム>戦略の必然性とその構造

   Ⅴ 激動する国際・国内情勢とわが同盟の組織的任務
     一 アメリカ帝国主義の世界支配戦略の破綻とそれへのスターリニスト的対応の破産
       A パリ会談の欺瞞性
       B ベトナム戦争と激動する現代世界
       C 現代世界の構造的特質と国際階級闘争の変質
     二 ゆらぐ現代帝国主義と多極化するスターリニズム
       A ドル危機にゆすぶられた帝国主義陣営
       B 帝国主義国における急進主義の抬頭
          アメリカ黒人解放運動の転換
          ド・ゴール帝国をゆるがした左翼急進主義
       C スターリニスト陣営の多極化とその没落
          深まる現代ソ連邦の変質
          造反する現代中国の激動
         「民主化・自由化」でゆすぶられたチェコスロバキア
     三 日本帝国主義の現段階とわが同盟の闘い
       A 日米軍事同盟の強化をねらう日本帝国主義
         1 深刻化する現代世界危機のなかの日本帝国主義
         2 日本帝国主義の政治的・軍事的側面
         3 七〇年安保同盟強化の政治経済的基礎
       B 日本左翼の深まる分解
         1 変質した日本階級闘争と社会民主主義の没落
         2 四分五裂のスターリニスト戦線
         3 反代々木行動左翼の分解と再編成
       C われわれの当面の闘争=組織戦術
         1 反戦・反安保・沖縄闘争の推進のために
         2 反合理化・賃金闘争の前進のために
         3 反代々木左翼との統一行動と党派闘争の推進のために


 第二十巻 刊行委員会註記
 
 プロレタリア解放のために全生涯を捧げた黒田寛一